kabu_karte’s blog

個別銘柄のカルテ

6788 日本トリム

【ざっくり】整水器メーカー(国内最大手)。ウォーターヘルスケア事業(健康機能水の電解水素水をベースとする整水器/健康機器の製造・販売)、医療関連事業(電解水透析、再生医療関連/さい帯血バンク)を展開。主力製品は家庭用電解水素水整水器・カートリッジ、医療(血液透析)用整水器、ボトルドウォーター(インドネシア)。販売は職域販売・OEM販売・催事販売が中心。電解還元水をベースに医療分野、農業分野「還元野菜」、遺伝子診断分野(遺伝子検査キット)、再生医療分野での応用を推進(医療分野で東北大学医学部と共同研究)。子会社のステムセル研究所<7096>は国内最大の民間さい帯血バンク。2015年東京大学電解水素水解明で共同研究。2016年東北大学電解水透析の共同研究部門設立。2021年ステムセル研究所が東証マザーズ上場。

 

【発見】2022/9四季報

チャート逆張りと透析時のビジネス成長中

インスタアカウント1.4万フォロワー

 

【バリュエーション】

ヒストリカルperは10-25で今12付近

EV/EVITDAは2倍くらいでかなり割安

 

今現在としてはまあまあ割安と言えるのでは?

 

【医療関連事業 推移】

(2023 1Q短信)

[医療関連事業]
電解水透析事業では、本年5月に、千葉県南房総地区の基幹病院である医療法人鉄蕉会 亀田総合病院の新透析

センターに当社の電解水透析システムが導入され、また、7月には北海道中空知地区の中心的透析施設である医療 法人祐仁会 石田クリニックに導入されました。現在29施設、929床で約2,700名の方々が電解水透析治療を受けら れております。

本年7月の第67回日本透析医学会学術集会・総会にて開催いたしましたランチョンセミナーでは、約220名の医 師、技師、看護師の方々が参加され、立ち見が出るなど大変盛況でした。口演等での電解水透析関連の発表では、 「電解水血液透析の実態調査」で、日本国内の透析患者の粗死亡率9.9%(2020年JSDT統計データ)に対し、電解 水透析患者1,392名の粗死亡率は4.2%と、全国平均の半分以下であり、透析余命が延びる可能性が発表されまし た。また、電解水透析を受けている患者に通常透析を8週間行い、その後、電解水透析を再開したところ、通常透 析時に疲労感などの症状が悪化し、電解水透析再開後に回復した症例が紹介され、電解水透析の有用性が示されま した。その他、透析中の不快感、疲労感等の顕著な改善といった患者の方々のQOL(生活の質)改善についての報 告がなされ、電解水透析に関する認知や関心がますます高まりました。現在、69施設(総売上規模約13億円)から 依頼を受けて見積もりを出し、折衝中です。透析施設は、国内約4,500施設あり、普及拡大に向けてさらに注力し てまいります。

【結論】